こんにちは。
子どもが不登校になり、仕事を休職して不登校解決に奮闘するれんのパパ(@futoukounopapa)です。
わが家の長男れんの不登校の記録と、親としてどのように対応したのか、解決に至るまで何をしたのか、子どもの不登校から何を得たのかを書いています。
休みが多くなり、仕事が滞っていく
いま不登校を解決しておかないと、将来大変な事になると思い、親としてれんの不登校の解決を最優先にしています。
しかし、学校行けない日は一緒に仕事を休んでおり、週1、2日は有給休暇を使っているため、仕事が滞り始めました。
有給休暇の次の日に出勤すると、机の上にたくさんの伝言メモ置いてあり、更に遅れ気味の仕事の催促をされます。
れんの不登校の話は上司にしており、理解を頂いていますが、だからと言って、給料をもらっているので当然ですが、担当業務は変わりません。
また、新たな事業を企画しなければならず、企画書の作成や新たな事業に関連する専門知識や法令の勉強など、時間が足りません。
家に持ち帰れる仕事は持ち帰り、子どもたちが寝かせてから、自宅のPCで深夜まで仕事をしています。車を運転していると大変眠たくなります。いつまでこのような状況を続けることができるか不安です。
捨てる神あれば、拾う神あり
れんが不登校になって、『人生は一寸先は闇』だと改めて感じ、出口が見えないトンネルの中をさまよっている気持ちです。
しかし、迷惑をかけているはずの職場の上司の言葉や、地元の方のさりげないご支援に大変救われました。
職場の上司からの言葉
現在の職場は今年4月の人事異動で着任し、勤務地が異なっているため、ほとんど知り合いもおらず、また、コロナ禍で飲み会も無いため、人間関係もまだまだ浅い状態です。
コロナ禍になって職場での飲み会が無いと、職場の連帯感は少し違うように感じています。一緒にお酒を飲んで楽しい時間を過ごすと、人間関係は深くなるのでしょう。
とりあえず、妻の有給休暇が少なくなって、代わりに私が休みを取り始める頃に直属の上司にれんの不登校の事を伝えていました。
それから、2~3ヶ月が経ち、上司とれんの不登校の話になった際、大変救われる励ましを頂きました。
それは、『仕事は代わりにできる人はいる、でも子どもの不登校を解決できるのは親だけ、代わりはいない』と。
職場へ迷惑をかけている気持ちが少し楽になったとともに、改めて親である私たちが何とかしないとと決意を新たにしました。
地元の方々のさりげないご支援
学校に行ける日でも、一人で行けるのではなく、妻が付き添ってなんとか行ける状態です。
家を出る際に行き渋りがあると、妻が仕事を遅刻するため、時間休をたびたび取っていますが、ほとんど残りがありません。
しかし、2人の救世主が現れてくれました。
同級生のおじいちゃん
遠方からの登校のため、おじいちゃんと登校している同級生がいます。妻がれんに付き添って行く際、妻の通勤のバスの時間が迫っている時に、そのおじいちゃんが、『きちんと学校に行くか見ておくから、仕事に行きなさい』と言ってくださったそうです。
そのため、そのおじいちゃんと出会えた朝はお任せして、妻は遅刻することなく、仕事に行けるようになりました。
れんの小学校は集団登校ではありません。
そのため、低学年や女の子の場合は、親や祖父母が付き添っているのをよく見かけます。
交通指導員の方
もう1名は、毎朝、子どもたちの通学時間に横断歩道にいらっしゃる交通指導員の方です。
横断歩道での交通指導が終わられたあと、子どもたちがきちんと学校に行っているか確認のため、学校まで通学路を確認されているそうですが、ちょうどその際に出合うと『息子さんと一緒に学校に行ってあげましょうか』と言ってくださり、時間が無い時はれんを任せて妻は仕事に行くことができるようになりました。
れんも不思議と嫌がる事もなく、交通指導員の方と一緒に学校に行っているようです。
また、私たち親以外の大人との触れ合いもきっと不登校改善にもつながるのではないかと思います。
その方々のお力を借りて、なんとかなっている状況で本当に感謝です。
冒頭でも書いていますが、れんが不登校になって『人生は一寸先は闇』だと思い、『神様はひどいな』と思ってました。
しかし、『捨てる神あれば、拾う神あり』で、このお二人のおかげでとても救われました。
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