こんにちは。
子どもが不登校になり、仕事を休職して不登校解決に奮闘するれんのパパ(@futoukounopapa)です。
このまま不登校が続くと、将来はどうなるのかな。
もしかして、このままひきこもりになるんじゃ・・・。
わが子が不登校になり、なかなか改善がみられない時期は、将来のことがとても不安でした。
そのため、実際に不登校だった子が将来どうなっているのか様々な調査結果を調べました。
本人の将来だけではなく、家族全員の将来が大変なことに?
子どもが不登校になって思い出した事件がありました。
元農水事務次官長男殺害事件
元農水事務次官長男殺害事件は、2019年6月1日、元農林水産事務次官の父親K(当時76歳)が東京都練馬区にある自宅において、無職の長男E(当時44歳)を刺殺した事件である。
「元農水事務次官長男殺害事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
“最終更新 2022年9月3日 (土) 19:23″ UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/元農水事務次官長男殺害事件
この事件は、不登校と直接関係がある訳ではありませんが、40代のひきこもりの息子さんが家庭内暴力をふるっていて、70代の父親が殺害するといった大変悲しい事件でした。
また、娘さんもいらっしゃいましたが、ひきこもりの長男の存在で縁談が破断となり、自殺されたそうです。
不登校からひきこもりになるケースは多いと聞いた事があったので、わが家の将来の事を考えると大変怖くなり、いま何よりも優先して不登校の解決に全力で取り組まないと、将来、絶対に後悔すると思いました。
不登校の解決と仕事との両立は困難と判断し、仕事は休職して貯金を切り崩しながら生活しています。
一方、不登校に関するテレビ番組を見ていると、不登校経験者が大人になって活躍されている方もいらっしゃるそうです。
ただ、一般的に考えると、毎日、登校している子よりも、不登校の子の方が将来、厳しい状況になる可能性が高いのは間違いないのではないかと思います。
また、本人だけではなく、私たち親や、兄弟にも影響を及ぼしかねません。
親としていつ不登校解決に取組むべきなのか、まさに「いつやるか?今でしょ!」だと思います。
不登校の子がひきこもりになる割合は?
不登校の子はどの程度、ひきこもりになるのでしょうか。
文部科学省による不登校の子の追跡調査によると、不登校だった子が20歳の時点で進学も就職もしていないのは約5人に1人の割合だそうです。
一方で、20歳全体では進学も就職もしていない子は約12人に1人(国勢調査の結果)とのことです。
つまり、不登校の子は進学もしない、就職もしない可能性が2倍以上に高くなるということになります。
「非就業・非就学者」は276人(18.1%)である。2010年の国勢調査の結果によれば、20歳人口のうち「失業者」5.2%、「非労働力人口(家事)」2.2%、「非労働力人口(その他)」1.2%を合わせた比率は8.6%(労働力状態「不詳」を合わせると12.3%)であり、これと比べるとその比率は高い。
文部科学省「不登校に関する実態調査報告書(平成26年7月)」
青春真っ只中の20歳のわが子が、進学も就職もせず、家にばかりいるのはとても残念ですよね。
ただし、進学もしない、就職もしない子の全てがひきこもりという訳ではないと思われますが、自分の子どもが20歳の時点でそのような状況にあるのは、望ましい状況ではないと思います。
不登校の子の進学率は?
子どもの将来は、そこそこの高校及び大学へ進学し、そこそこの会社に就職できれば十分かなと思っていました。
しかし、不登校になり、どのような将来になるのかとても不安になりました。
文部科学省による「不登校に関する実態調査報告書(平成26年7月)」によると、20歳の時点での専門学校や大学等への進学率は約4割とのことです。
全体での進学率の約8割と比べると、不登校の子の進学率は半分以下で明らかに低いのが現実のようです。
このような事実が分かれば分かるほど、いま全力で不登校を改善しないといけないと強く思うようになりました。